『化粧直し』
−主な内容−

農業農村整備さなえまつり

清南大地食の祭典

市町村土地改良担当課長・
土地改良区事務局長等会議


興野地区処理施設の竣工式


全国ため池等整備事業推進協議会総会

平成13年10月主要行事報告

表紙写真説明


『ふるさと栃木フェア2001』に出展
農業農村整備さなえまつり

 本会は、去る10月26日から28日の3日間にかけて、宇都宮市のマロニエプラザと宇都宮駅東公園で開催された「ふるさと栃木フェア2001」に「農業農村整備さなえまつり」を出展した。
 このフェアは、栃木県の主催で開催しているもので、昨年は、全国都市緑化フェアの開催により取りやめられたが、一昨年まで11回開催された「ふるさとマロニエフェア」を継承するものである。
 本会は、都市と農村との交流による農業農村整備事業の広報活動として「誰もが住んでみたい農村」をテーマに平成7年度より出展しており、昨年の全国都市緑化フェアを含めて7回目を数える。
 出展内容は、農業農村整備事業紹介コーナー、21世紀土地改良区創造運動コーナー、生物ふれあい広場の大きく三つに分けて展示した。
農業農村整備事業紹介コーナーでは、圃場整備や農業集落排水などの農業農村整備事業を分かりやすく説明するため、パノラマ模型、暗渠排水模型、農業集落排水処理施設模型を展示したほか、農業集落排水処理施設内の水をきれいにする微生物の顕微鏡での観察など、都市住民が興味を持てるよう工夫した。
21世紀土地改良区創造運動コーナーでは、運動の趣旨、目的、本県における取組み事例を紹介し、生物ふれあい広場では、今では珍しくなった「ギバチ」、「ホトケドジョウ」、「メダカ」などを展示するとともに、「メダカ」、「タイコウイチ」、「ミズカマキリ」、「ヤゴ」の水生生物とのふれあい、「田んぼのトライアスロン」と題したドジョウのレースなどのユニークな催しで、連日子供達の人気の的となった。
また、駅東公園の特設ステージにおいて、農業集落排水事業の必要性を分かりやすく解説したジャンボ紙芝居「かえるの歌を聞かせてね!」や昔懐かしい「黄金バット」などを上演し、子供達だけでなく大人も懐かしく紙芝居に見入っていた。
さらには、古代米の展示、配布などこれまでにない充実した展示内容となった。
 開催期間中、約7万人の県民が訪れ、市町村毎の物産店や農産物直売所での買物、各種の試食会、イベントなどを楽しんだ。




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清南大地食の祭典
 清原南部土地改良区の主催による「清南大地食の祭典」は、去る10月21日、宇都宮市氷室町において、関係者や周辺企業の家族約500名の参加を得て盛大に開催された。
 当日は、開会前に会場入口において、清原上龍谷お囃子会によるお囃子で参加者を出迎える趣向が施され、雰囲気を盛り上げた。
 正午に川上忠一清原南部土地改良区理事長が「農業・農村は、農業の持続的な発展と農村の振興を通じて、多面的な機能と食料の安定供給の確保を図っていくことが求められている。
 このような機会を通じて、清原地区の農業に消費者の理解を深めてもらい、農業の振興・発展に寄与できれば幸いである。
 本日の食材は、99%この地区で収穫したもの、本日は、清南大地の食の恵みを堪能されたい。
」と開会挨拶を述べ、高橋文吉栃木県議会議員、諏訪利夫宇都宮市議会議員が来賓祝辞を述べた後、川上理事長の合図でいっせいに炭に着火し、バーベキュー大会が始まった。
 早速、下都賀郡壬生町出身でビクターエンタテイメント(株)所属のプロの演歌歌手・小泉美知子さんによる歌謡ショーが行われ、最高潮に達したところで、参加者によるカラオケ大会、抽選会と進行するうちに、たちまち午後3時頃になり、盛会裡に終了した。
 参加者は、地元野菜の即席直売所で新鮮な野菜を購入したり、バーベキューはじめ、手打ちうどん、そば、焼き芋、綿飴などの模擬店で手作りの味を堪能した。
 このような取り組みは、土地改良区が地域と一体となって地域の振興・発展に貢献し、農業者はもとより一般の県民に土地改良区への理解を深めてもらい、もって土地改良区の運営を円滑に進めようと言う試みであり、これからの土地改良区の在り方を探る21世紀土地改良区創造運動の先駆的な取り組みと言える。
 なお、清原南部土地改良区は、営農委員会「清原南部明るいむらづくり推進会議」の活動を高く評価され、平成12年12月に関東農政局管内国営土地改良事業営農推進功労者表彰において、関東農政局長から表彰されている。






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市町村土地改良担当課長
土地改良区事務局長等会議を開催

 去る10月5日、宇都宮市内において平成13年度市町村土地改良担当課長・土地改良区事務局長等会議を開催した。

 会議には、来賓に青柿晃坪栃木県農務部技監、中本達麿同農村振興室長、野澤章浤同農地計画課長、殿村聖二同農地整備課長を迎え、会員市町村の担当課長並びに土地改良区の事務局長等約120名の出席を得て開催した。
 会議は、沼部和弘本会専務理事の開会挨拶に続いて、来賓を代表して青柿技監から挨拶をいただいた後、研修会に入り、初めに「平成14年度農業農村整備事業予算について」と題して、国の概算要求の内容を青柿技監が講演された。
 続いて、「21世紀土地改良区創造運動について」と題して、その必要性と運動の進め方などを川尻裕一郎全国土地改良事業団体連合会技術顧問・21世紀土地改良区創造運動推進本部事務局長が講演された。
 協議事項では、鈴木克政本会参事が本会の概要を説明した後、沼部専務理事が平成14年度県農林施策等建議要望事項について説明し、意見、要望、質疑応答の時間を設けて閉会した。
 なお、この会議は、昨年までは1泊2日で開催してきたが、各団体の財政の厳しい状況を考慮して、日帰りと宿泊を交互に開催することとなった旨を報告した。



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興野地区処理施設の竣工式
 このほど、団体営農業集落排水事業興野地区の排水処理施設が竣工の運びとなり、去る10月14日、現地での竣工記念式典が挙行された。
 式典には、岩h義一烏山町長はじめ、細岡求栃木県南那須農業振興事務所農村振興部長、三森文徳栃木県議会議員ほか多数の来賓と関係者が出席し、盛大に挙行された。

◆事業の概要◆
事 業 名 団体営農業集落排水事業興野地区
所 在 地 那須郡烏山町大字興野
処理方式 回分式活性汚泥法
管路延長 16,261m
供用開始 平成12年1月




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全国ため池等整備事業推進協議会総会を開催
 全国ため池等整備事業推進協議会総会は、去る10月16日、東京都千代田区平河町の全共連ビルにおいて、佐藤昭郎参議院議員、段本幸男参議院議員、梶木又三全土連会長、太田信介農林水産省農村振興局次長ほか多数の来賓を招き、全国の会員多数が出席して総会を開催した。
 総会においては、第3回ため池のある風景写真コンテストの入賞作品の発表があり、最優秀賞に秋田県八竜町在住の吉田博光氏の作品で同県山元町の逆川堤を写した「じゅんさい摘み」が輝いた。続いて、記念講演に移り、日本大学客員教授・東京大学名誉教授の萩原幸夫氏が「地震はなぜ起こるか、予知できるか」と題して講演された。
 さらに、平成14年度ため池整備事業の概算要求の概要について、秋本佳則農村振興局防災課長から説明があった後、予定した7議案を原案どおり議決、承認して総会を終了した。
 なお、総会終了後、陳情団を編成し、平成14年度農業農村整備事業及びため池整備事業予算の確保、新規地区の採択等を関係国会議員並びに農林水産省に要請した。




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平成13年10月主要行事報告
行  事
1土地改良区運営指導研修会
2栃木県農村総合整備センター研修会
2〜5土地改良換地士特別研修会
5市町村土地改良担当課長・土地改良区事務局長等会議
7平成14年4月本会職員採用第1次(筆記)試験
9〜11農業農村整備技術強化対策事業施行技術研修会
11〜12栃木県換地センター土地改良換地士部会優良先進事例研修会
11〜12第15回全国浄化槽技術研究集会
12平成13年度積算基準改訂説明会
14興野地区農業集落排水事業竣工式
15栃木県農務部専門研修「環境に配慮した農業農村整備事業」
16栃木県土木部専門研修「登記事務研修会」
16全国ため池等整備事業推進協議会通常総会
17平成14年度農業農村整備事業予算陳情
18関東一都九県土地改良事業団体連合会協議会秋季総会
25平成13年度第1回部会
21清南大地食の祭典
25〜26関東ブロック土地改良換地士部会連絡協議会換地事務指導研究会
25〜26基幹水利施設技術管理強化特別指導事業研究会
26〜28ふるさと栃木フェア2001
29関東農地集団化協議会研究会
29都道府県土地改良事業団体連合会事務責任者会議
30農業農村整備事業計画策定支援システム操作説明会
30〜
  11/4
ふるさと土と水体験展
 〜五感で遊ぶワンダーランド“秋の祭典”〜三越日本橋店

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表紙写真説明

表紙の写真『化粧直し』

○撮 影 者
 佐 海 忠 夫 氏(真岡市在住)

○撮 影 地
 芳賀郡市貝町地内

○コ メ ン ト
 平成12年度「美しいとちぎのむら写真コンテスト」景観保持文化部門で優秀賞に輝いた作品です。
 昔ながらの茅葺き屋根の葺き替え作業の風景です。茅葺きの家は、夏は涼しく、冬には暖かい優れた建築物で、昔の農村の原風景になっていました。曲り屋になっていますので相当大きな農家の母屋だと思います。
 技術的には、構図が良く、明暗がインパクトを与える作品に仕上がっています。
 

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