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新年ごあいさつ ◇栃木県農政部農村振興課長 吉澤 豊 平成26年度人事異動 ◇栃木県職員の定期人事異動(主幹以上) ◇栃木県職員の退職者 ◇本会職員の定期人事異動(主幹以上) ◇本会職員の退職者 会議・総会・部会 ◇平成25年度第4回理事会を開催 ◇平成25年度第3回監事会を開催 ◇平成26年度第1回理事会を開催 ◇平成26年度第1回監事会を開催 ◇平成26年度栃木県土地改良事業推進協議会第1回役員会を開催 ◇春の叙勲 本県で旭日単光章(土地改良事業関係)2人受章 ◇第92回通常総会 土地改良功労者26名を表彰 ◇第55回全国土地改良功労者表彰式 事業情報 ◇平成25年度土地改良区等職員研修会を開催 ◇とちぎの農地・水保全向上対策ファーラムを開催 |
会員土地改良区(連合)情報 ◇県営経営体育成基盤整備事業上奥沢地区 記念碑除幕式及び竣工祝賀会を開催 ◇県営経営体育成基盤整備事業江川南部地区 記念碑除幕式及び竣工祝賀会を開催 ◇南河内地区土地改良区合併推進協議会 感謝状贈呈式並びに合併祝賀会を開催 ◇栃木市土地改良区設立総代会並びに統合合併記念式典を開催 ◇県営田川流域地区・県営矢野口地区において ほ場整備事業区域内の水路内生きもの捕獲避難作業を実施 ◇シリーズ土地改良区紹介10水土里ネット美田東部(小山市) 案内 ◇株式会社日本政策金融公庫からのお知らせ ◇第37回全国土地改良大会「山梨大会」のお知らせ ◇各種資格者取得者 ◇新規採用職員紹介 ◇第93回臨時総会・会員研修会のお知らせ ◇クールビズ開始のお知らせ ◇出前講座を利用しましょう 表紙の写真 【現在の早乙女】 古来から、田植えをする女性は早乙女(さおとめ)と呼ばれていました。 現在では、田植え機が普及したことを受け、手作業での田植えも少なくなり、早乙女はオペレーターとなりつつあり、全国各地でこのような風景が多く見受けられるようになりました。 |
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新任ご挨拶 栃木県農政部農村振興課長
吉 澤 豊
この度の定期異動により、農村振興課長となりました吉澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
会員の皆様におかれましては、日頃から本県農政の推進、とりわけ農業農村の振興に多大な御尽力を賜り厚くお礼申し上げます。
今年2月の記録的な降雪では、農業用ハウスの倒壊など県内の農業施設・農作物に甚大な被害が発生しました。被災された農業者の皆様には心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早く農業経営が再建できるよう、県、市町、関係団体が一丸となって全力を挙げて支援して参ります。
さて、国におきましては、TPP交渉の動きに加え、昨年12月には今後10年間で農業・農村全体所得の倍増を目指す「農林水産業・地域の活力創造プラン」を策定し、本年度から新たな農業・農村政策に着手いたしました。
今回の農政改革では、強い農業づくりを促す産業政策に加え、農業・農村の多面的機能の発揮を図るための地域政策として「日本型直接支払制度」を打ち出し、これらを車の両輪として“攻めの農業”を展開することとしています。
こうした農政改革の中で本年度からスタートする「多面的機能支払」は、これまでの「農地・水保全管理支払」をベースとしたものであり、地域の農地・農業用水等の保全管理や農村の環境を保全し、農業の多面的機能が将来にわたって十分発揮されることを確保していくものです。当課としましても引き続き、県協議会・市町と連携し、取組を推進して参りたいと考えております。
また、都市と農村の交流促進による地域の活性化を図る施策としまして、農村にある様々な魅力を組み合わせた滞在時間の長い「グリーンツーリズム」の展開や、本県の「食と農」の魅力を広く発信する「とちぎ“食と農”ふれあいフェア」を開催するとともに、中山間地域への総合的な支援施策として、生産・環境基盤の整備推進や直接支払制度の円滑な実施、鳥獣被害の防止に向けた取組等を進めて参ります。さらには快適でゆとりのある農村環境づくりを推進していくとともに、小水力や太陽光など農村地域にある豊富な再生可能エネルギーの有効利用を促進し、農村の活性化を図って参ります。
こうした施策の推進にあたりましては、会員皆様方の御理解と御支援が不可欠と考えておりますので、なお一層の御協力をよろしくお願い申し上げます。
結びに、栃木県土地改良事業団体連合会のますますの御発展を御祈念申し上げまして、新任の挨拶とさせていただきます。
| 栃木県職員の定期人事異動 |
◆平成26年4月1日付け土地改良関係幹部職員(○印は昇任、敬称略)
農政部次長兼農政課長(県民生活部次長兼県民文化課長) 小林 延年
農政部参事兼生産振興課長(農村振興課長) ○渡邉 和明
農政部参事兼芳賀農業振興事務所長(農政部経営技術課長) ○和田 浩幸
農政部参事兼塩谷南那須農業振興事務所長
(農政部参事兼芳賀農業振興事務所長) 佐藤 義郎
環境森林部次長兼環境森林政策課長(農政部次長兼農政課長) 淺香 達夫
農政部農村振興課長(農政部農政課農政戦略推進室長) 吉澤 豊
農政部経営技術課長(農政部生産振興課長) 伊藤 芳郎
河内農業振興事務所長(農業試験場次長兼研究開発部長) 伊藤 浩
上都賀農業振興事務所長(芳賀農業振興事務所企画振興部長) 大島 弘
安足農業振興事務所長(農業大学校副校長兼教務部長) 飯島 孝雄
農政部農政課主幹兼課長補佐(総括)
(農地整備課主幹兼課長補佐(総括)(事業管理担当)) 大塚 周之
農政部農政課農政戦略推進室長(下都賀農業振興事務所企画振興部長) 田中 敏夫
農政部農村振興課主幹(技術調整担当)
(河内農業振興事務所農村整備部長補佐(総括)兼整備課長) ○笹沼富士夫
農地整備課主幹兼課長補佐(総括)(農地整備課長補佐(総括)) ○南木 好樹
技術管理課検査監(農政部農村振興課検査監) 小林 治
技術管理課検査監
(芳賀農業振興事務所農村整備部長補佐(総括)兼調査保全課長) ○根元 政行
河内農業振興事務所次長兼管理部長
(教育委員会事務局総務課主幹兼課長補佐(総括)) 中川 雅之
河内農業振興事務所農村整備部長(農政部農村振興課検査班長) 渋井太美雄
上都賀農業振興事務所次長兼管理部長
(河内農業振興事務所主幹兼管理部長補佐(総括)兼管理課長) 蓬田 修二
上都賀農業振興事務所農村整備部長(那須農業振興事務所農村整備部長) 八木沢英一
芳賀農業振興事務所次長兼管理部長(農政部経済流通課農業協同組合検査班長) 菊地 孝宏
芳賀農業振興事務所企画振興部長(農政部農村振興課長補佐(総括)) ○清水 靖夫
芳賀農業振興事務所農村整備部長(上都賀農業振興事務所農村整備部長) 北原 茂夫
下都賀農業振興事務所次長兼管理部長(農政部農政課主管兼課長補佐(総括)) 黒駒 一之
下都賀農業振興事務所企画振興部長(農政部経営技術課技術指導班長) 高橋 健夫
塩谷南那須農業振興事務所企画振興部長(農政部生産振興課農産振興班長) 原 利浩
那須農業振興事務所農村整備部長(農政部農村振興課検査監) 関根 忠雄
那須農業振興事務所那須広域ダム管理支所長
(那須農業振興事務所農村整備部長補佐(総括)兼調査保全課長) ○秋元 誠
| 栃木県職員(土地改良関係)の退職者(平成26年3月31日付け) |
◆退職者(敬称略)
農政部参事兼塩谷南那須農業振興事務所長 高橋 啓一
河内農業振興事務所長 伊沢 宏夫
上都賀農業振興事務所長 小貫 克巳
安足農業振興事務所長 小野 栄一
河内農業振興事務所農村整備部長 野口 知重
上都賀農業振興事務所次長兼管理部長 宇賀神英雄
芳賀農業振興事務所次長兼管理部長 山口 誠英
芳賀農業振興事務所農村整備部長 大木 光夫
下都賀農業振興事務所次長兼管理部長 増山 寿生
那須農業振興事務所那須広域ダム管理支所長 田代 秀治
| 本会職員の定期人事異動 |
◆平成26年4月1日付け職員(○印は昇任、敬称略)
事務局次長兼総務部長(総務部長) ○吉澤 昭栄
事業部長(事業部情報管理課長) ○横山 和彦
総務課長(総務部総務課主幹) ○橋 克己
総務部農地・水保全対策室長(総務部会員支援課長) 別井 進
総務部会員支援課長(総務部会員支援課主幹) ○手塚 光一
事業部情報管理課長兼水土里情報センター所長(事業部情報管理課主幹) ○天川 幸人
総務部総務課主幹(事業部換地課主幹) ○冨山 英幸
総務部農地・水保全対策室主幹(総務部会員支援課主幹) ○山口佳子男
事業部農村整備課主幹(事業部農村整備課課長補佐) ○関谷 昌宏
事業部農村整備課主幹(事業部農村整備課課長補佐) ○渡辺 光一
事業部測量課主幹(事業部測量課課長補佐) ○阿久津年之
| 本会職員の退職者(平成26年3月31日付け) |
◆退職者(敬称略) 事務局次長兼事業部長 田ア 弘
総務部総務課長 野 孝司
事業部農村整備課主任 曽雌 裕康
| 平成25年度第4回理事会を開催 |
日 時:平成26年2月13日(木)
午前10時00分〜
場 所:栃木県土地改良会館会議室
平成25年度第4回理事会を開催し、次の議事及び協議事項並びに報告事項が全て原案どおり可決決定・承認されました。
【議 事】
第1号議案 平成25年度一般会計予算の
補正について
第2号議案 平成26年度事業計画について
第3号議案 平成26年度賦課金徴収基準及び徴収の方法について
第4号議案 平成26年度受託料徴収基準について
第5号議案 平成26年度一般会計予算について
第6号議案 平成26年度役員報酬について
第7号議案 平成26年度一時借入金の借入限度、借入先、利率及び償還方法について
第8号議案 平成26年度金銭の預入先について
第9号議案 第92回通常総会の招集及び同総会付議事項について
第10号議案 資格報奨制度規程の一部改正について
第11号議案 職員給与規程の一部改正について
第12号議案 表彰規程による表彰者の選考について
【協議事項】
第92回通常総会における要望事項等決議(案)について
【報告事項】
平成26年4月職員採用について
挨拶する大久保寿夫会長
| 平成25年度第3回監事会を開催 |
日 時:平成26年2月26日(水)
午前10時00分〜
場 所:栃木県土地改良会館会議室
平成25年度第3回監事会を開催し、次の議事が原案どおり可決決定され、途中監事会を休会し
て監査が執行されました。
監査結果は「概ね良好」と判定され、監査報告書は原案どおり決定されました。
【議 事】
第1号議案 平成25年度業務の執行状況及び同一般会計の執行状況並びに財産の状況に関する監査について
挨拶する吉澤新市代表監事
| 平成26年度第1回理事会を開催 |
日 時:平成26年4月21日(月)
午後4時30分〜
場 所:宇都宮市 ホテルニューイタヤ
平成26年度第1回理事会を開催し、次の議事及報告事項が全て原案どおり可決決定・承認されました。
【議 事】
第1号議案 平成26年度一般会計予算の補正
について
第2号議案 職員服務規程の一部改正について
第3号議案 人事評価規程の一部改正について
【報告事項】
第37回全国土地改良大会(山梨大会)について
挨拶する大久保寿夫会長
| 平成26年度第1回監事会を開催 |
日 時:平成26年4月21日(月)
午後4時10分〜
場 所:宇都宮市 ホテルニューイタヤ
平成26年度第1回監事会を開催し、次の議事が原案どおり可決決定されました。
【議 事】
第1号議案 平成26年度監査計画について
監事会の様子
| 平成26年度栃木県土地改良事業推進協議会 第1回役員会を開催 |
日 時:平成26年4月21日(月)
午後2時30分〜
場 所:宇都宮市 ホテルニューイタヤ
平成26年度栃木県土地改良事業推進協議会第1回役員会を開催し、次の議事が全て原案どおり承認又は議決されました。
【議 事】
第1号議案 平成24年度事業報告について
第2号議案 平成24年度収入支出決算について
第3号議案 平成26年度事業計画について
第4号議案 平成26年度収入支出予算について
第5号議案 規約の一部改正について
開会挨拶する橋勇丞会長
| 春の叙勲 本県で旭日単光章(土地改良事業関係)2人受章 |
政府は、4月29日付けで2014年春の叙勲の受章者(4,104人)を発表しました。
本県関係においては54人(旭日章15人、瑞宝章39人)が受章しました。
この中、土地改良事業関係では、本会前代表監事の吉澤新市氏(前鬼怒川右岸土地改良区理事長)と野中位徳氏(うつのみや中央土地改良区理事長)の2人が、土地改良事業の推進を通じて、農業・農村の振興と発展にご尽力されたご功績を認められ、それぞれ旭日単光章の栄誉に輝きました。
旭日単光章
吉澤新市氏(82歳)
(昭和7年3月12日 生まれ)
【経歴】
平成11年4月から平成13年1月まで平石東部土地改良区理事長及び石井川土地改良区理事長、同年同月鬼怒中央土地改良区連合理事長を務められ、平成18年4月に近隣の2土地改良区の統合整備(新設合併)を図り、鬼怒川右岸土地改良区を設立、初代理事長として土地改良区の健全化に尽力し、平成26年3月まで同土地改良区理事長に就任されました。
その間、平成21年4月から栃木県河宇土地改良協議会長に就任するとともに、同年4月から平成24年3月まで本会理事、平成24年4月から平成26年3月まで本会代表監事の要職に就かれ、今日までその重責を果たされました。
旭日単光章
野中位徳氏(78歳)
(昭和10年11月12日 生まれ)
【経歴】
平成6年4月から平成12年3月まで6年間、給部用水土地改良区理事を務められ、平成12年4月から同土地改良区理事長に就任し、平成19年1月に宇都宮市内の田川水系8土地改良区の統合整備(新設合併)を図り、うつのみや中央土地改良区を設立、初代理事長として土地改良区の健全化に尽力されました。
現在も同土地改良区理事長として活躍されているほか、平成21年7月から宇都宮市土地改良協議会副会長、平成23年5月から栃木県河宇土地改良協議会副会長を歴任され、現在、同土地改良協議会長を務め、地域農業振興に貢献されています。
| 第92回通常総会を開催 土地改良功労者26名を表彰 |
○ 日 時:平成26年3月27日(木)午前10時00分〜
○ 場 所:栃木県土地改良会館会議室
会員146名(内書面議決67会員)の出席のもと、第92回通常総会を開催し、次の10議事について審議をいただいたところ、全て原案どおり可決決定・承認されました。また、予定された議案の審議が終了したところで、三栗谷用水土地改良区の三田隆俊理事長から農業農村整備事業の推進を求める決議(後記)が提出され、総会に諮ったところ満場一致で採択されました。
また、総会終了後に、川合規史関東農政局整備部設計課長から、「農地・農業用水の適切な保全管理を」と題して約40分間の講演をいただきました。
第 1 号議案 平成25年度一般会計予算の補正について
第 2 号議案 平成26年度事業計画について
第 3 号議案 平成26年度賦課金徴収基準及び徴収の方法について
第 4 号議案 平成26年度受託料徴収基準について
第 5 号議案 平成26年度一般会計予算について
第 6 号議案 平成26年度役員報酬について
第 7 号議案 平成26年度一時借入金の借入限度、借入先、利率及び償還方法について
第 8 号議案 平成26年度金銭の預入先について
第 9 号議案 総会議決事項の理事会委任について
第10号議案 役員の補欠選任について
追加議案 農業農村整備事業の推進を求める決議(動議)
なお、第10号議案で選任されました役員及び功労者表彰受賞者は後記のとおりです。
新役員(敬称略)
理事 藤 平 元 一 (市貝町土地改良区理事長)
理事 福 島 泰 夫 (那珂川町長)
主催者挨拶する大久保会長
講演する川合規史関東農政局整備部設計課長
平成25年度表彰者(敬称略) ◎団体表彰(2団体) ◎県職員 株式会社 板橋組 (故)直井 義享(農政部農村振興課) 株式会社 トチナン 野口 知重(河内農業振興事務所) 小貫 克巳(上都賀農業振興事務所) ◎土地改良区理事長(1名) 福田 浩(上都賀農業振興事務所) 田井 哲(日光市土地改良区) 吉澤 康夫(上都賀農業振興事務所) 大木 光夫(芳賀農業振興事務所) ◎市町村職員(1名) 橋 啓一(塩谷南那須農業振興事務所) 柿木 悦夫(小山市経済部農村整備課) 田代 秀治(那須農業振興事務所) ◎土地改良区職員 古山 礼子(栃木市土地改良区) ◎本会職員(2名) 田ア 弘(事務局) 野 孝司(総務部総務課)
受賞者を代表して大久保会長から表彰状を受ける
田井哲日光市土地改良区理事長
土地改良事業功績者感謝状贈呈者(敬称略) 合併土地改良区理事長(11名) 杉山 元(元堰場川土地改良区) 山川 英男(小貝川沿岸土地改良区) 篠ア 通男(寺尾南部土地改良区) 篠ア 藤重(尻内梓土地改良区) 石川 雅章(寺尾北部土地改良区) 野尻 徳雄(土地改良区) 増茂 政雄(栃木市西部土地改良区) 新村 泰延(栃木市高谷土地改良区) 中田 芳宏(大塚土地改良区) 島田 秀夫(宿前土地改良区) 秋山 泰重(南河内町東南部土地改良区)
農業農村整備事業の推進を求める決議
本県の農業・農村は、首都圏近郊という立地条件に恵まれ、地域の特徴を活かした米麦、園芸、畜産などの多様な農業が展開され、農業算出額は全国8位の有数な農業県として、県民の経済活動を下支えしてきた。また、豊かな国土や自然環境の保全、農村景観の保持等の多面的機能の発揮を通して、県土の維持形成に大きな役割を果たしてきた。
これらは、県農地面積の8割を占める10万ヘクタールの水田と、網の目のように張りめぐらされた農業水路によって支えられており、それらの維持管理は、長年にわたる先人たちの英知とたゆまぬ努力により営営と受け継がれてきたものである。
しかしながら、現下の農業・農村をめぐる情勢は、国際的な貿易自由化の流れに伴う農産物価格の低迷、担い手の減少や高齢化への加速、耕作放棄地の増加などの課題が山積しており、加えて、最終局面を迎えているTPP(環太平洋連携協定)交渉の行方如何によっては、日本の安全な食と健全な農業、美しい農村に重大な影響を与えることが懸念されるところである。
このような状況の中、国においては、我が国の成長戦略の柱に「攻めの農業」を位置付けるとともに、防災・減災のための国土強靭化、担い手への農地集積・集約等の加速化、農業・農村の多面的機能増進等に対する支援の強化に取り組むこととしている。一方、県においても、国際化に対応できる強い農業の確立に向け、新たな魅力と価値を創造する「進化する農業・栃木」を目指した重点取り組みとして、農業水利施設の保全管理と土地改良区の運営強化、地域の創意と工夫で進める生産基盤の整備を推進することとしている。
我われ水土里ネット(土地改良区・土地改良事業団体連合会)は、これまで培ってきた経験と技術を活用し、国・県が目指すべき方向の実現に向け、積極的な貢献を果たしていく覚悟の下、農業・農村の更なる発展のため、総力を結集し、国・県の関係機関に次の事項の実現を強く要請する。
記一、TPP交渉により、日本の食の安全・安心を担い、多面的機能を発揮している農業・農村と、これらを支える農家の生産意欲に悪影響を及ぼすようなことは、断固行わないこと。
一、食料生産に不可欠な基本的インフラである農業水利施設の適切な保全管理と更新整備を推進すること
一、食料供給の向上や競争力強化を図るため、農地の集積を加速化し、耕作放棄地対策等に有効なほ場の大区画化、汎用化等の生産基盤の整備を推進すること
一、農地中間管理機構の運用に当たっては、土地改良区が有する技術と経験や地図情報システムを活用できる仕組みとすること
一、多面的機能支払いの運用に当たっては、土地改良区が活動組織の主体として実施できる仕組みとすること
一、水土里ネットの公益的な役割と特性を評価し、組織・運営基盤の強化に向け、更なる支援に取り組むこと
平成26年3月27日
栃木県土地改良事業団体連合会第92回通常総会
| 第55回全国土地改良功労者表彰式 |
去る3月25日、東京都千代田区平河町のシェーンバッハ・サボーにおいて、全国水土里ネット主催による第55回全国土地改良功労者表彰式が開催されました。
表彰式は、農林水産省から林芳正農林水産大臣をはじめ、三浦進農村振興局長、小林祐一同次長、室本隆司同整備部長、奥田透同整備部設計課長、石垣英司同整備部土地改良企画課長、瀧戸淑章同整備部農地資源課長を来賓に招き、全国の受章者・土地改良関係者約600名が出席して盛大に開会されました。
最初に、野中廣務全国水土里ネット会長が式辞を述べ、続いて林芳正農林水産大臣からご祝辞を頂いた後、農林水産大臣表彰(7地区)、農村振興局長表彰(3地区)、全土連会長表彰@土地改良功労者表彰(金章34地区、銀章58地区、銅章23地区、個人106名)、A農業農村整備優良地区表彰、B21世紀土地改良区創造運動表彰が執り行われました。
本県関係では、全土連会長表彰の@土地改良功労者表彰において、那須野ヶ原土地改良区連合が金章を受賞したほか、下記の団体及び個人がめでたく受賞の栄に浴しました。
本県関係の受章団体(個人)は次のとおりです。
土地改良功労者表彰(敬称略)
金章 那須野ヶ原土地改良区連合(那須塩原市)
銀章 国分寺土地改良区(下野市)
小川土地改良区(那珂川町)
銅章 岩舟土地改良区(岩舟町)
個人 黒 川 英 代(南河内土地改良区理事長)
神 山 修 二(西鬼怒川土地改良区事務局長)
吉 澤 昭 栄(水土里ネットとちぎ総務部長)
主催者挨拶する野中全土連会長
本県の(金章・銀賞・銅賞)受賞関係者
並びに個人受賞者
| 平成25年度土地改良区等職員研修会を開催 |
本会は、去る2月21日の宇都宮市内のホテルにおいて、「会員の組織の変化や本会に対する負託の変化、さらには時代の要請が激変している中、本会から発信される農業農村整備事業等の情報を下に、土地改良区等職員が自ら率先して、土地改良区等間の情報交換や交流を円滑に促進するとともに、会員と本会の共存共栄の発展に資すること。」を目的として、会員の土地改良区並びに土地改良区連合の職員62名が出席して、平成25年度土地改良区等職員研修会を開催しました。
研修会は、別井進会員支援課長の司会進行で開会し、開講式では野澤伸輔事務局長からこの研修会の目的、経緯等が紹介され、有意義な研修会になるよう祈念したあいさつがあり、その後、研修会次第に基づき、本会職員及び金融公庫職員が講師を務め、次の5つの研修項目について研修を行いました。
また、研修会終了後、同ホテル内において、研修会に出席した職員の有志と本会の部課長による第2部の研修会となる「情報交換会」を開催し、土地改良区職員と本会職員間で土地改良区が抱える課題等や最近の農政に係る闊達な意見の交換が行われ、実りある研修会となりました。
◇ 研修項目 ◇
(1)水土里ネットとちぎの法的位置付けと随意契約について
(2)土地改良区における現状を踏まえた地図情報の活用について
(3)農業基盤整備促進事業について
(4)攻めの農林水産業のための農政の改革方向について
(5)非補助農業基盤整備資金について
地図情報について講義する
横山和彦情報管理課長
研修会の様子
| とちぎの農地・水保全向上対策フォーラムを開催 ◇◇◇ 栃木県農地・水環境保全向上対策推進協議会 ◇◇◇ |
栃木県農地・水環境保全向上対策推進協議会は、県民をはじめ活動組織・国・県・市町・土地改良区から約700名の参加を得て、去る2月6日宇都宮市文化会館において、「とちぎの農地・水保全向上対策フォーラム〜おれらがまもっぺ!ふるさとのきれいな田んぼや水!〜」を開催しました。
フォーラムの冒頭、「日本で最も美しい村」の一つでもある那須郡那珂川町「小砂」在住の歌姫、岡倉ゆかりさんの歌が披露され、農村環境の素晴らしさと我々の活動を後押ししていただきました。
フォーラムは3部で構成され、第1部の生きものマップコンテスト表彰式では、農地・水保全管理支払交付金における生きもの調査の一環として実施しているマップ作りにおいて、本年度の「田んぼまわりの生きものマップコンテスト」で、85活動組織から96点の応募があった中から入賞した、最優秀賞 (栃木県知事賞:1組織)、優秀賞(協議会長賞:4組織)及び審査員特別賞(2組織)の活動組織に賞状が授与されました。
第2部の基調講演は、農研機構農村工学研究所の石田憲治農村基盤研究領域長が 、「魅力ある農村を未来へ繋ぐ農地・水保全活動」と題して、講演を行いました。
第3部のパネルトークは、『農地・水活動と地域づくり』をテーマに掲げ、「田んぼまわりの生きものマップコンテスト」の審査委員長を務めた宇都宮大学名誉教授の水谷正一先生がコーディネーターとなり、パネラーには、活動組織から金田北部地域環境保全会の荒井一夫氏、富屋西部ホタル愛護会の池田貞夫氏、東生井ひばりヶ丘の里の松本治氏の3氏、その他基調講演の講師を努めた石田憲治氏がアドバイザーとなって、「農地・水活動」による地域活性化や地域づくり人づくりについて、活発な意見が述べられました。
また、フォーラム会場には、地域環境に対する住民の意識醸成をはじめ、農業と環境との関係の理解促進、更には環境保全活動やコミュニティ活性化の契機になる一助として、生きものマップの全応募作品、組織の活動紹介パネル・動画及び農産物を展示しました。
入賞した活動組織の記念撮影
パネルトーク
生きものマップ応募作品を見入る参加者
満場のフォーラム会場
| 県営経営体育成基盤整備事業 上奥沢地区 記念碑除幕式及び竣工祝賀会を開催 |
県営経営体育成基盤整備事業上奥沢地区は、平成18年度に事業認可が得られてから9年間の歳月をかけて平成25年度に竣工の運びとなり、去る2月10日、津久井富雄大田原市長をはじめ多くのご来賓をお迎えし、大田原市土地改良区(橋勇丞理事長)主催による記念碑除幕式と竣工祝賀会が挙行されました。
記念碑除幕式では、大田原市上奥沢地内において、関係者による神事が執り行われ、主催者の橋理事長をはじめ、地元選出県議会議員、栃木県農政部参事兼那須農業振興事務所長など関係者10名による除幕の儀が執り行われ、津久井富雄大田原市長の揮毫で「共栄豊郷」の碑文が刻まれた記念碑が出席者に披露され、神事が滞りなく終了いたました。
その後、記念碑建立地先から別会場に移動して、地元選出の渡辺喜美衆議院議員、簗和生衆議院議員のご臨席の下、この事業に携わった多くの関係者約80名が集い、同事業の竣工祝賀会が開催されました。
竣工祝賀会は、橋理事長の式辞に続き、津久井貢上奥沢地区工事委員長が工事経過報告を行い、同事業の安全かつ誠意をもって完成に寄与したこの事業に関わった工事施工業者11社に対し、同理事長から感謝状が贈呈されました。
続いて行われた来賓祝辞では、地元選出の国会議員、県議会議員をはじめ多くの来賓がそれぞれ祝辞を述べられた後、受賞者を代表して桜岡建設株式会社の桜岡増実代表取締役が謝辞を述べ、引き続き、熊田正和同地区工事委員の乾杯のご発声により祝賀会に入り、上奥沢地域の繁栄を祈念するとともに、同地域の念願が叶い見事に完成した事業の喜びを分かちあいました。
◇ 事業概要 ◇
事 業 名 県営経営体育成基盤整備事業
事業区域 大田原市上奥沢、中田原地内
事業実施年度 平成18年度〜平成25年度
受益面積 52.5ha
総事業費 6億6千5百73万円
組合員数 41名
除幕の儀で披露された記念碑
橋理事長の式辞
来賓祝辞する津久井大田原市長
| 県営経営体育成基盤整備事業 江川南部地区 記念碑除幕式及び竣工記念式典を開催 |
県営経営体育成基盤整備事業江川南部地区は、平成13年度に事業認可が得られてから12年間の歳月をかけて平成25年度に竣工の運びとなり、去る3月24日、人見健次さくら市長をはじめ多くのご来賓をお迎えし、江川南部土地改良区(相田英幸理事長)主催による記念碑除幕式と竣工記念式典が挙行されました。
記念碑除幕式では、さくら市金枝地内において、関係者による神事が執り行われ、主催者相田理事長、人見さくら市長、地元選出県議花塚隆志議員、栃木県農政部参事兼塩谷南那須農業振興事務所高橋啓一所長による除幕の儀が執り行われ、「豊穣江川三郷」の碑文が刻まれた記念碑が出席者に披露され、神事が滞りなく終了いたしました。
その後、記念碑建立地先から別会場に移動して、多数の来賓のご臨席の下、この事業に携わった多くの関係者約80名が集い、同事業の竣工記念式典が開催されました。
竣工記念式典は、相田理事長の式辞に続き、栃木県塩谷南那須農業振興事務所井上正一農村整備部長から工事経過報告がありました。引き続き、来賓から祝辞、来賓者の紹介があった後、同事業の安全かつ誠意をもって完成に寄与したこの事業に関わった工事施工業者13社に対し、同理事長から感謝状が贈呈され、受賞者を代表して船山建設工業株式会社船山修一代表取締役が謝辞を述べました。
続いて、同土地改良区の横田浩評価・換地委員長の乾杯のご発声により祝宴に入り、施工地域の繁栄を祈念するとともに、組合員の念願が叶い見事に完成した事業の喜びを分かちあいました。
◇ 事業概要 ◇
事 業 名 県営経営体育成基盤整備事業
事業区域 さくら市鹿子畑、南和田、金枝地内
事業実施年度 平成13年度〜平成25年度
受益面積 T地区 97.2 ha U地区 142.1ha
総事業費 T地区 16億1千4百万円 U地区 18億9千3百95万円
組合員数 195名
除幕され披露された記念碑
主催者挨拶する相田理事長
| 南河内地区土地改良区合併推進協議会 感謝状贈呈式並びに合併祝賀会を開催 |
南河内地区土地改良区合併推進協議会は、平成25年10月21日に、南河内土地改良区と南河内町東南部土地改良区が合併予備契約調印式を終えた後、平成26年2月28日付けで、南河内町東南部土地改良区を吸収した南河内土地改良区に県指令農整第906号をもって県の認可があり、平成26年3月17日、下野市南河内公民館において、同協議会は感謝状贈呈式と合併後の新生土地改良区として、南河内土地改良区第12回通常総会並びに合併祝賀会を開催しました。
◇ 感謝状贈呈式 ◇
通常総会の前に、感謝状贈呈式が行われ、同市山中庄一農政課長から今回の合併の経過説明があり、その後、合併に尽力され次の旧南河内町東南部土地改良区役職4名に対し、広瀬寿雄下野市長から感謝状
が授与されました。
また、合併推進協議会の委員長であった、黒川英代南河内土地改良区理事長から記念品がそれぞれ贈呈されました。
その後、受賞者4名を代表して、秋山泰重元理事長が謝辞を述べ、感謝状贈呈式を終了しました。
(元)南河内町東南部土地改良区
理 事 長 秋 山 泰 重(左から2番目)
副理事長 宇賀持 昇(左から3番目)
会計理事 慶 野 基 一(左から4番目)
事務局長 田 口 都(左から5番目)
広瀬寿雄市長から感謝状を受ける
秋山泰重元理事長
受賞者を囲んで記念撮影
(左側が広瀬市長、右側が黒川理事長)
◇ 第12回通常総会 ◇
新生の南河内土地改良区第12回通常総会を開催し、上程された11議案は全て全会一致で原案どおり承認・可決決定されました。
◇ 南河内地区土地改良区合併祝賀会
南河内地区土地改良区合併推進協議会(委員長:黒川英代南河内土地改良区理事長)主催の合併祝賀会は、広瀬寿雄下野市長をはじめ、多くの来賓及び関係者が参加して開催され、主催者である同協議会の黒川委員長の開会挨拶に続いて、来賓として出席された広瀬寿雄下野市長、穐野和人栃木県県下都賀農業振興事務所長及び小川正順水土里ネットとちぎ専務理事から、それぞれ祝辞を述べた後、高山利夫同市議会議長の乾杯発声があり、それぞれの出席者が合併まで至った苦労話し等が語られ、旧南河内町単位の土地改良区が一つとなった新生南河内土地改良区が、今後、益々地域農業の発展に寄与すること願いつつ、参加者全員が合併を祝いました。
| 栃木市土地改良区設立総代会並びに統合合併記念式典を開催 |
去る平成25年1月23日に、栃木市内の寺尾南部、尻内梓、寺尾北部、吹上東部、栃木市西部、栃木市高谷、大塚及び宿前の8土地改良区が合併予備契約調印式を終えた後、平成26年1月15日付けで、栃木市土地改良区(受益面積:637名、組合員数:1,215名)に認可番号栃木第636号をもって県の認可があり、平成26年3月19日、市内吹上町の吹上公民館において、新生の栃木市土地改良区設立総代会を開催し、上程された21議案は、慎重に審議が行われ、全て全会一致で原案どおり承認・可決決定されました。
統合合併記念式典は、会場を通常総代会の会場から移動して、来賓に鈴木俊美栃木市長をはじめ、同市小島政治産業振興部長、福田靖夫下都賀農業振興事務所農村整備部長、小川正順水土里ネットとちぎ専務理事を迎え、同土地改良区の役職員、総代及び関係機関団体の担当者など、多くの来賓及び関係者によって開催されました。
記念式典は、篠崎藤重庶務担当理事の司会進行により、主催者である同土地改良区増茂政雄理事長の主催者挨拶に続いて、来賓として出席された鈴木俊美栃木市長、福田靖夫農村整備部長がそれぞれ祝辞を述べられました。
その後、島田秀夫会計担当理事の乾杯発声があり、それぞれの地区から選出された役員と総代が懇親を深めるとともに、合併まで至った苦労話し等が語られ、栃木市の広範囲が受益地となった栃木市土地改良区が一丸となって、今後、益々栃木市の農業発展に寄与することを願いつつ、参加者全員が合併を共に祝いました。
閉会の辞は、中田芳宏副理事長が述べ、盛会裏の内に統合合併記念式典を散会しました。
設立総代会の開会挨拶する増茂政雄理事長
来賓挨拶する鈴木俊美栃木市長
| 県営田川流域地区・県営矢野口地区において ほ場整備事業区域内の水路内生きもの捕獲避難作業を実施 〜〜〜日光市土地改良区〜〜〜 |
平成25年度から実施されている県営経営体育成基盤整備事業矢野口地区と田川流域地区において、平成26年1月10日に矢野口地区、平成26年2月5日に田川流域地区で水路内の生きものの捕獲避難作業が、上都賀農業振興事務所・日光市等の関係機関及び各地区の役員・施工業者が参加して実施されました。
最近のほ場整備事業では、事業計画の段階からほ場整備事業が予定されている地区内の生きもの調査を実施しており、稀少生物が発見された場合は、保護対策を講じるなど環境にも配慮した事業が展開されています。
両地区とも寒さが厳しい中で実施されたにもかかわらず、予想外の魚類等を捕獲するたびに歓声が上がり、楽しみながら捕獲する様子が見られました。参加した役員からは「このような形で真剣に魚を捕獲したことはなかったが、予想以上に魚の種類が多いことに驚いた。地域の自然環境を大切することは重要だと認識した。」との声も聞かれ、捕獲避難作業は有意義なものとなりました。
なお、捕獲した生きものは、河川や影響のない水路に放流されました。
◇ 捕獲された生きもの ◇
○矢野口地区
アブラハヤ・トウヨシノボリ・タモロコ・メダカ(調整池からの移入種)・ドジョウ
シマドジョウ・ホトケドジョウ・スナヤツメ・アカハライモリ・ニホンアカガエル
カワニナ・マシジミ類・サワガニ・マツモムシ・クロゲンゴロウ・ヒメゲンゴロウ
ヤゴ類
○田川流域地区
アブラハヤ・ドジョウ・ヤマメ・スナヤツメ・ウグイ・ホトケドジョウ・コオイムシ
ヤゴ類・カゲロウ類・ガガンボ類
県営矢野口地区捕獲の様子
県営田川流域地区捕獲の様子
| シリーズ土地改良区紹介 10 水土里ネット美田東部 小山市美田東部土地改良区 |
当土地改良区は、栃木市大光寺堰を取水源とし、思川の右岸南北に美田東部幹線水路が流下し、思川と幹線水路に挟まれた地域で水田面積676haの受益地から組合数532名から成り立っています。
沿 革
今から270年前、即ち江戸時代元禄12年(1699年)頃、既に思川を水源とし、旧美田村のうち大字小宅、黒本、島田、渋井、荒川、立木、上石塚及び大行寺の8大字の水田をかんがいするため、共同作業により南北約8kmにわたり開削されたもののようで、古来八ヶ村用水と称していました。
以来、小宅役と称し、毎年早春の頃、八ヶ村総出で取入口及び水路の手入作業を行ない、自然隣保互助の美風を涵養してきたが、耕地及び労費の分担増加等必然的に複雑化し、組合設立の必要に迫られ、幾度かの曲折を経ながら、明治43年2月17日豊田穂積八ヶ村普通水利組合を組織しました。
さらに、昭和2年3月下石塚の加入により、豊田穂積九ヶ字普通水利組合と改称され、面積623haの維持管理を行なってきました。
惣社地内を通る旧取入口は、堤外河川敷内に360mにわたり蛇籠堰止めのため、洪水のたびに破壊され、取水復旧に困難し多大の労費を要するのみならず、稲作の被害も甚大でありました。また、用水路の断面が不均一で、かつ地形上反覆利用不可能のため必要以上の水を取入れても不足し、下流部の水争いは深刻でありました。
そこで旱害に悩む多くの農民を救うべく、昭和11年から同15年3月まで、県営豊田穂積九ヶ字用水幹線改良事業により、この取入口を廃し約1,300m上流部に変更、さらに集水開渠を新設して補給水源とし、用水幹線水路まで導水しました。
昭和24年から同28年3月まで、県営豊田穂積用水改良事業により、頭首部に集水暗渠を新設、集水開渠の漏水部を改良し、食糧増産に寄与しました。
この間、昭和26年3月30日豊田穂積九ヶ字土地改良区として組織変更が認可され、許可番号栃木第2号となり、さらに豊田、穂積及び中村の3地区が合併により、同30年4月10日美田村東部土地改良区と改称しました。
又、頭首工においては第3次県営事業として昭和37年から同44年3月まで美田東部用水改良事業により、土砂吐2門、洪水吐1門、転倒堰2門、魚道2ヵ所を有するコンクリート永久堰を新設し、用水の安定化を図ると共に幹線水路の過半を改修し、漸く完成の運びとなりました。
なお、小山市との合併により昭和39年1月8日、小山市美田東部土地改良区と名称変更が認可され、その後、下流萩島地区の加入を経て現在に至っています。
田植え体験する多くの参加者
思川から取水する大光寺頭首工
維持管理
当土地改良区の維持管理は、大光寺頭首工管理規程に基づき実施され、表流水の水利権は、4月21日から9月20日まで、集水渠からの水利権においては、365日の許可水利権となっています。
しかしながら、一級河川思川は、流域規模が小さく水源水量の変化が激しいため、50台の地下水を利用とする揚水機が補給水として設置され、水の有効利用が急務となっています。
頭首工、幹線水路の老朽化が激しく、基幹水利施設ストックマネジメント事業、河川応急工事、農業基盤整備促進事業、維持管理適正化事業等の補助事業を積極的に推進して事業化を図り、農家負担の軽減を図りながら維持管理事業の強化に努めています。
田んぼアートで
「開運☆おやまくま」を囲んで記念撮影
土地改良区普及促進
当土地改良区は、農業の多面的機能の維持・発揮のための地域活動に対して支援を実施するとともに、組合員外にも普及促進を積極的に行っています。
中でも、水の大切さを広く国民に知ってもらおうと「田んぼアート」をテーマとして、田植えの体験から見学会、収穫の感謝祭等多くのイベントを実施し、その成果が着実に上がっています。
又、頭首工の魚道改修を行った結果、鮎の遡上に効果があり、落ちアユ時には群れをなしているのが見受けられ、近隣から訪れる釣り人達に好評を得ております。
好評の田んぼアートで一際目立つ
「開運☆おやまくま」
水土里ネット美田東部
〒323−0005 小山市大字渋井161−2
TEL:0285−37−0701
FAX:0285−37−7344
| 株式会社 日本政策金融公庫からお知らせ |
○農業基盤整備資金の金利
平成26年4月18日現在の農業基盤整備資金の金利は次のとおりですが、金利情勢によって変動しますので、最新の金利は公庫支店にお問い合わせいただくか、公庫ホームページでご確認ください。
区 分 借入期間にかかわらず 県 営 1.15% 団体営 補 助 1.00% 非 補 助 1.00%
お問合せ先:宇都宮支店 農林水産事業 利根川
TEL:028-636-3901
www.jfc.go.jp/
| 第37回全国土地改良大会「山梨大会」のお知らせ |
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| 各種資格取得者(平成26年1月〜3月) |
平成26年1月から3月までに資格試験に合格し、登録機関に登録となった職員は、以下のとおりです。通常業務を遂行しながら切磋琢磨し資格にチャレンジいたしました。
会員のみなさまのご期待に応えられるよう、今後とも努力して参りますので、よろしくお願いいたします。
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| 平成26年度新規採用職員紹介 |
会員の負託に確実に応え、本会業務の技術継承を図るため、採用試験を実施いたしました。みごと合格し、平成26年4月1日から新たに職員となった方は、以下のとおりです。
多くの期待が寄せられているところですが、全職員で努力してまいりますので、若さと希望に満ちた新規採用職員をよろしくお願い申し上げます。
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| 第93回臨時総会・会員研修会のお知らせ |
本会は次のとおり、第93回臨時総会と平成26年度会員研修会を開催いたします。
◇ 第93回臨時総会
日 時 平成26年8月25日(月) 午後2時から
場 所 鬼怒川観光ホテル
日光市鬼怒川温泉滝359−2
TEL:0288−77−1101(代)
◇ 平成26年度会員研修会
○(1日目)
日 時 平成26年8月25日(月) 午後4時から
○(2日目)
日 時 平成26年8月26日(火) 午前9時から
場 所 鬼怒川観光ホテル(両日とも)
日光市鬼怒川温泉滝359−2
TEL:0288−77−1101(代)
| クールビズ開始のお知らせ |
本会では、今年度においても、職員の健康保持及び事務能率の向上並びに電力量消費節約に資するため、次の期間はノーネクタイ等の軽装にて業務を行いますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。
実施期間:5月1日から10月31日
| 出前講座を活用しましょう |
本会では、土地改良区の役職員等を対象とした出前講座を行っております。
講座内容については、役員改選等により新しく役員に就任された方々のため役員の職務について、土地改良区業務運営に係るものなど、幅広い内容でご要望に応じて対応させていただきますので、次の連絡先までお気軽にお申し込みください。
◇ 連 絡 先 ◇
水土里ネットとちぎ(栃木県土地改良事業団体連合会)
総務部 (指導広報担当)電 話:028−660−5703
FAX:028−660−5711